補助金不交付について

 午前1時、曇天。気温23度。湿気が多くて、暑いような、また、肌寒いような気もする。

 「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金不交付が決定されて美術評論家連盟は文化庁長官宛に抗議声明を送付したらしい。『政府の方針に不都合な意見、表現は援助しない』のだと美術評論家連盟は言っているが、もともと施政者に不都合なことなどは圧殺されるのが通りで、今更、抗議しても始まらない。

 私は、文化庁メディア芸術祭に木版漫画「或る押入れ頭男の話」を出品したが、審査で落選した。前作の「黒猫堂商店の一夜」が推薦作品として選ばれたのに、「押入れ頭男」が落選したのは、この作品が施政者の考えに合致しなかったのだと思った。つまり、人生に否定的、非生産的な物語は受け入れられず抹殺されるということだ。しかし、黙殺はどおりであり、落選に抗議するよりも施政者に遠いところで制作し、発表すればいいと思う。施政者に反対意見をするのに、施政者の金銭を使うことは無理があると言える。私としては、反日勢力に税金を使うことは反対であり、内外の反日勢力は不愉快であり、不都合であるばかりだ。