釣具三昧

 午後9時半すぎ、曇天。気温12~19度。寒いような、暖かいような感じである。

 この頃は、日々釣具に興味をもって生活している。それは興味と云うよりも、ほとんど釣具の存在が、生活そのものになっている。つまり、あけても暮れても釣具のことばかりである。私の場合は、ルアー釣りに関係する品物に関心があり、特にブラックバスと云う魚を釣るための道具にただならぬ関心がある。それから、鱒を釣るための道具にも関心があり、今よりもすこしまえに異様な関心を示していたが、今はやや関心が薄くなってブラックバスの釣具のみに集中している。

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 上掲の釣具は、釣竿はシマノ製のバンタムPG-602-Lで、リールはスウェーデン製のアブ アンバサダー5500Cである。

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 この釣竿は、以前所有していて、そして、失い、この度改めて釣竿とリールの邂逅であった。こうして40年前の願望を実現できると、感慨無量である。長生きと、品物たちとの出会いに感謝したい。・・・物欲と言ってしまえば、たしかに、その通りである。が、品物を愛でる気持ちが無くなるのは恐ろしいことである。形あるものに執着して、すこしでも、この世での思いを充実したものにしないと生きてはゆけない。私の場合は、形のないものよりも、形のあるものに執着せずにはおれない。

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 それからアブの職人器質的なこだわりの造りと、また若干、スウェーデン王室御用達のマークが示す権威主義的なところもあり、それらに寄り添う気持ちも不都合ではない。たいへん満足しているわけである。