「羅生門」冊子制作難航

 午後10時半ごろ、曇天。気温10度ぐらい。昼間に、図書館へ歩いて行ったぐらいで、今の容子は判らない。
 「羅生門」の冊子制作は、表紙印刷の段階で頓挫している。なにやら印刷屋へパソコンからデータ入稿すると、妙な色具合に刷り上がるようで難儀している。安価な印刷だと、どうしても妙なことになる。それなりにお金をださないと、納得できることにはならないようだ。・・・だから、すこしお金をだして印刷することにした。

羅生門」B5判冊子の表紙画。これはモノクロ画像だが、印刷するものはカラー画像になる。
 冊子には特別版として版画をつけようと思っている。版画は、最初銅版画にしようと思っていたが、いまはエッチングができる環境ではなくなったので、ビュラン(彫刻刀)を使ったエングレービング(直接線描法)を試してみたが、小口木版画ならまだしも、銅版は難しかった。だから、エングレービングではなくドライポイントにして色版に木版を併用することにした。こんな感じで幾点かの版画を制作して、その中から添付版画をきめようと思っている。