続続「羅生門」版下制作

 午後4時半、曇天。気温18度。昨日とちがいエアコンの暖房はつけていない。まだ、なんとか暖かい日である。
 木版漫画「羅生門」の版下制作は、29ページ目を終了した。連日の作業で、相変わらず肩、腰はバリバリに凝っている。併し、作業は中断しない。たぶん、中断してしまうと、もう再開できないような気がする。34ページと云う数は、マラソンのようなものである。一旦、足を止めてしまうと、もう、もとのようには走れない。34ページは、ページ数の多い作品ではないかもしれない。併し、ペン画原稿であれば、4倍、5倍、それ以上のページ数をこなしていることになるだろうと思う。日々疲れは蓄積されて、軀が壊れてゆくのを実感している。先日の社会人女子駅伝で、足を骨折しながら、這ってタスキを渡した選手のように、私の軀も満身創痍で無茶なことになっている。この仕事がひと段落したら、ゆっくり休みたいと思っている。

▲私の場合は、版下原稿にネーム(台詞)を直接切り貼りしている。