発売記念フェア開催

 午後0時前、晴天。9月1日から9月19日までの期間、ブックギャラリーポポタム(西池袋)において私の単行本「或る押入れ頭男の話」の刊行記念フェアを開催している。今回は既刊の「黒猫堂商店の一夜」や黒猫堂刊行の冊子「蜘蛛の糸(木版画付き)、「唐傘奇譚」や詩集「青い空」(木版画付き)も販売している。また額装した木版画「チェロ(手彩色青色バージョン)」「押入れ頭男・高円寺風景」「ねこしんぶん」の3点も展示販売しているのでご覧頂きたい。
 ◆ブックギャラリーポポタム 東京都豊島区西池袋2-15-17 TEL 03-5952-0114
 先日、阿佐ヶ谷の書店「書楽」と「書源」で「或る押入れ頭男の話」が販売されているところを見かけて嬉しかった。「書楽」は棚に表紙の絵を見えるように陳列され、また「書源」は平積みで残数3冊で、横にアックスと安部慎一著「美代子阿佐ヶ谷気分」が並べられて売れらていた。誠に有り難い対応である。私のところは相変わらずの窮迫生活であるが、金銭のことを抜きにすると随分運気が上がっている。今は、まさに「今が陽のあたらぬ春」なのかもしれないと実感している。まれにしかない今を存分に楽しみ味わいたいと思う。

▲アックスと安部慎一作品と並んで販売されているのは嬉しい。