展覧会へゆく

 31日午前2時すぎ、雨。気温摂氏8度。冬に逆戻りしたような天気である。30日の夕方も寒く防寒着なしにはいられない。今日はマキコとふたりで東中野に在る東京堂書店へ行き青林工藝舎フェアのようすをみた。すると、たいへん盛況で、みるみるうちにお客さんが殺到して陳列の単行本を手にしてレジに行っていた。私も半ばつられるようにして未読であった丸尾末広氏の「少女椿」を購入した。そして、おまけのカバーを近藤聡乃さん、栞を中野シズカさんにしてもらった。

 また、大江戸線に乗り、六本木に在る森美術館会田誠展をみた。会田誠氏の作品は非常に巨大なものが多くて圧倒された。帰りにカタログを買い、急いで帰った。
 帰宅して、松屋の牛丼を食べ、石田徹也の遺作画集をひらいてみた。どれもこれも寂しく暗い感じの絵で会田誠氏とは正反対のような気がした。どちらが、どうであると言うのではなく、どちらもチカラのある絵であると思った。ふたりに共通するのは、どちらも真面目で丁寧に描いているところである。